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一大決心!! [私のこと]

少しのお休み、、、、と、思いながら、随分長い時間が過ぎてしまいました。

Kenの事を書きたくて、始めたブログでしたが、kenが旅立ってからは、どこか燃え尽きた感が、、、。
文の事を書きながらも、kenが文に変わっただけのことで、何かブログを書く気になれず、色々考えているうちに、時間だけが過ぎてしまいました。

で、書くことが決まったのかと言ったら、、、、じゃ、ないけど、ちょっと自分の事を書いてみようかと。

と言っても、他人から見れば「ふーん」程度の事かもしれませんが、私にしたらすごい事なので、お時間がある方は、ちょっと立ち止まって読んで頂けたらと思います。

私にとってすごい事。

それは、数10年続けて来た事を、、、、やめた。

「やめた事」とは、白髪を染める事。

「なーんだ」と思った方もいらしゃると思いますが、23歳の頃に突然白髪が出始め、30歳の時には既に髪を染めていた私が、白髪を染めず生きるという事は、かなりの覚悟がいるのです。
何て言うと、「だったらやめなきゃいいじゃない。」と思う方もいるでしょう。
また、数10年も行なって来たという事は、、、、もう、お年寄りなんだから、そんなに大袈裟に言わなくてもと思う方もいるでしょう。
でも、年はとっても自分を変えるって勇気いるんです。

さて、その白髪染めを、何でやめたのか、、、、今、グレーヘアーが流行っているから?
いえいえ、私は流行を追う様な性格ではないので、そんな事で毛染めをやめたりはしません。

「やめようかな」と、思う理由は色んな思いが重なってのこと。
今は、いつ災害にあって避難所生活になるかわからない。
そんな時に、白髪を染める事なんか出来ない。

あと、母の病院生活を見ていて、白髪を染められず日毎白髪の部分が多くなり、年齢よりも若く見えていた母が、突然老婆になってしまった衝撃。
(今母は、白髪ですが、年齢より若く見えます。見慣れると髪の毛の色って関係ないのかも。)

そして、母の事で忙しい日々を過ごしている時、毎日疲れて自分の髪の毛の手入れが面倒になり、肩まであった髪をバッサリ切ってベリーショートにしたのですが、その時それまでの思いが一気に吹き出て来て「よしっ、白髪染めをやめよう!」と思ったのです。
毛染めをしていると、頭皮へのダメージもあり、また年齢と共に髪の毛が痩せて行く事も
気になっていました。


でも、そんな私の決心を聞いた姉は「やめなよ〜老けちゃうよ〜」と一言。

その言葉を聞いた時、ちょっと心に迷いが、、、、。

それは「老けちゃうよ」という言葉。
あっ、私は当然白髪染めをやめたら、おばあさんに見られるだろう事は覚悟の上で決めたので、老けることの恐怖はなっかったのです。

ただ、、、、

家族は、嫌な思いはしないか気になりました。

今までの私。
年齢より若く見られていたんです。
娘のお友達からも「お母さん、若いね。」と言われたり、母の施設の方と話していた時年齢を言ったら、「ええー、全然見えないです!」と言われたり(お世辞かもしれませんが)していました。
まあ、若い時、年齢より落ち着いて見られていたので、あまり老けないのかもしれません。

そんな事もあって、娘が突然おばあさんになる母親をどう思うか。
パパが、突然おばあさんになる妻をどう思うか。

それが心配になり、二人に聞いてみました。

すると、意外にも二人は明るく、、、、「いいんじゃない!私も、金髪にしてみたいのよね。」と娘。
パパは「世界には、色々な髪の色の人がいるんだから、気にする事はないよ。まあ、日本は黒髪だから、それ以外の髪の毛の色を見ると違和感を感じる人もいるかもしれないけど、ママの髪色は「グレー」って思えば良いんだよ。」と二人から励まされ、2018年の秋から脱白髪染めを始めました。


一大決心をするまでの話は、ここまでです。

脱白髪染めを始めて一年以上経ち、今ほぼ毛染めの痕跡はなくなりました。
ここに至るまで、色々な出来事があったので、また日を改めて書いていこうかと思います。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
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泣ける! [私のこと]

歳を取ると、涙もろくなる・・・・
って、耳にしていましたが、ここ近年すごく実感。

元々、あまり泣かない人間でした。

と言うか、子供の頃は泣いてたんです・・・・嘘泣きですけど。(笑)

小学校の低学年の頃、男の子はスカートめくりとか、物を隠したり何しろ女の子の嫌がる事をする。
「やめて」と言えば言うほど、嫌なことをする。
ある日、嫌な事をされた女の子が泣いたんです。
すると、意地悪した男の子が「ごめんね」って謝ったのを見て、泣いたら嫌な事をやめて謝ってくれるの?
と、思った私。
やってみました。

謝って、嫌な事をしなくなったんです。
それから、何かあると私は嘘泣きして、相手に謝らせていたんですが、高学年になるにつれ、嘘泣きして謝らせる事の虚しさを感じ・・・・やめました。

それから、あまり泣かなくなりました。

泣かなくなったんですが、今度は泣かなすぎ。
感動の涙とか、嬉し涙、悲しみの涙、色々あるけど泣けない。
映画でも涙を誘う場面では、些か泣けそうって時でも、誰かが先に泣いたら、こみ上げて来た涙もスーッとひていく。あまのじゃくな所もあるのかも。(笑)


そんな、私が娘を産んでから変わったんです。
娘に関わる事は、全て涙。
幼稚園での発表会で娘の姿を見ただけで・・・涙。
ましてや、壇上で父母へのご挨拶の言葉を言う姿を見て・・・・涙。
ありとあらゆる場面で涙を流してました。

でも、映画やドラマでは泣けない。


しかし、今は泣けるの。
歳を取ると、涙もろくなるっていうけれど、本当に泣けて来ちゃうのね。
それって、長く生きていると、色々な経験を積んで来ているからかしら?

昨年は、女優の樹木希林さんが亡くなられ、樹木希林さんの特別番組は見つけたら観てました。
すると、観ているうちに涙。
私は、樹木希林さんが映画「あん」で、徳江さんの役をすると知った時、ピッタリの役ではないかと、凄く期待しました。
観た時、樹木希林さんは徳江さんを演じると言うより、徳江さんを知りませんが徳江さんそのものの様に見えて、自然に涙。

演ずる人も、それを観る者も、人生を重ねてこそ表現が出来、観ている方も理解出来心に伝わって来る。
だから、もしかして同じ映画を観ても、観る年代でそれぞれが流す涙の意味は違うのかもしれないのかなと思ったりして。

その後も、樹木希林さんの映画を観ました。

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泣く、と言う事はありませんでしたが、樹木希林さんの演技が素晴らしいと思いました。

そして今日、昨年録画しておいた樹木希林さんの映画「わが母の記」を観ました。

涙、ボロボロです。

やっぱり、年齢を重ねると経験や今置かれている環境から色んな気持ちが理解出来るから、泣けて来るんだなーと。

まあー、顔の筋肉もユルクなったってことでもあるのでしょうけど。(笑)








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